最近は30代後半から40歳以上の結婚は珍しくなく、妊活をしている女性は増えました。
結婚後にストレス解消にと、楽器演奏(特にフルート)を習いたいと希望する女性は増えています。
教室に出かけて先生と話し、他の生徒さんと話すことでストレス解消になります。
妊活中や妊娠中は、体調や体・精神面の変化は避けられないので、気をつけたい点はあります。
ここでは、妊娠中のフルート演奏がどこまで許されるか、どんな点に気を付けるべきかを詳しく説明します。
基本的には妊活・妊娠中のフルート演奏は大丈夫
妊活をしている・妊娠中である点で、特に医師から制限がなければ、フルート演奏は大丈夫です。
妊活中はつらい思いをしたり、イライラしやすい出来事は多いので、むしろフルート演奏でリフレッシュするのが一番優先されます。
妊娠中は、体の変化は起きますし腰に負担がかかってくるので、医師の指示は優先することが重要です。
演奏をしたり、音楽を聴いて楽しむことで、リフレッシュにはなります。
反面、マイナートラブルや重要な事態は出てくるので、常に変化に配慮する必要があります。
メリットとしては、音楽に触れることでストレス発散!
妊娠中は精神的に不安定になることもありますが、音楽は心を落ち着かせる効果があります。
フルートのやさしい音色は、自分だけでなく赤ちゃんにも良い影響を与えるかもしれません。
無理をしない範囲で、楽しむことを大切にしてください。
私自身は、結婚後も続けて
いきなりのことで戸惑ったけどね
習っている途中では
戸惑うかもね
妊活をしている方で、悩みがあって相談しにくいことはあるし、イライラしやすいです。
ひとつでも気に入ったフルート曲があれば、イライラしときの「お守り」になるし、習うことで気分も落ち着くでしょう。
フルート演奏をすることの大きなメリット
まず音楽に触れることでの、妊活・妊娠中のイライラを解消する点に触れました。
では、フルートを演奏することで得られる大きなメリットはなんでしょう?
妊娠中は精神的に不安定になることもあります。
つわりがひどかった初期は
妙にイライラしたわ
あの時はひどかったよ
演奏することで、深呼吸とよく似た効果はあり、気持ちが落ち着いてきます。
あわせて、音楽は心を落ち着かせる効果があります。
フルートのやさしい音色は、自分だけでなく赤ちゃんにも良い影響を与えるかもしれません。
無理をしない範囲で、楽しむことを大切にしてください。
妊活中・妊娠中。どこまでフルートの演奏は許されるの?
特別注意を受けていないのなら、妊活中でも妊娠中でもフルート演奏はしても大丈夫です。
しかし、女性の体はデリケートですし、何が起きるかわかりません。
まず、フルート演奏を始めるもしくは続ける場合は、必ず医師に相談してください。
- 妊活中に何らかの異常が見つかった場合
- 妊活中の治療で安静にするよう指示がでた。
- 妊娠初期・後期ではマイナートラブルが出やすいので注意
- 早急に入院が必要となった場合
これら医師から指示が出た場合は、フルート演奏を一時中断し、先生と相談して今後を決めていきましょう。
管楽器演奏共通なのは、
「演奏時に過度な腹圧をかけない」ことです。
産婦人科の検診で相談した人は、
ちょっと控えて欲しいなぁ
と言われた方は多いです。
私自身は、相談はしなかったものの徐々に腹式呼吸がしにくくなり、抑え気味にしました。
一方で、腹圧をかけて演奏することで、出産の時に楽だったという方の声はあります。
出産は個人差があるので、フルートの演奏法のひとつの腹圧が、どう影響するかはなんとも言えません。
やはり気にはなるので、何か違和感があれば、必ず医師に相談して指示に従ってください。
特に妊娠中にフルート演奏で気をつけたいこと
ここからはフルートの勉強を始めたけれど、妊娠がわかり「どうしよう」と困っている方へお伝えしたいことです。
妊娠中は何が起きるかわかりませんし、色々と制限はつきます。
私自身は、妊娠6ヶ月の時に切迫流産になりかけて、しばらくの間は安静生活。
1ヶ月間はフルート教室を休みました。
特にフルートを妊婦さんが吹く時に気をつけたいことを伝えますね。
腹式呼吸だけれど呼吸には気をつけよう
フルートや他の管楽器演奏は、基本腹式呼吸ですよね?
この記事で楽器の呼吸法について紹介しています。
管楽器演奏は「腹式呼吸」が基本で、横隔膜の力を使って多くの息を出すようにしますよね。
お腹が大きくなると、横隔膜や肺を圧迫するので、腹式呼吸をしようにも今まで通りにはできなくなります。
私は妊娠9ヶ月の時に
ちょっとしんどかったわ
腹式呼吸がやりにくくなる月数は個人差はあります。
長時間の練習となると息苦しさなどは出てくるので、息が保てなくなった時はすぐに練習を中止。
フォルテで吹く曲を「浅い呼吸で吹いて」という先生はいるかもしれません。
私は先生からきついのは
避けてもらってた
生徒さんの体調優先は
大事よね
実際にはできないものはできないので、事情を話して腹圧がかかりにくい曲などに切り替えてもらうようにしましょう。
練習時間は短く。こまめな休憩は大切に。
色々と課題が出ると、時間を忘れて練習してしまう方はいますか?
ついつい新しい曲に出会うと、必死に練習して短時間のはずが1時間以上吹いている時はあります。
妊娠中は、お腹に負担がかかるので自然と「自分に楽なような座り方や演奏スタイル」に切り替えてしがちです。
知らないうちに体に負担はかかるし、基本の演奏姿勢が崩れてしまいます。
こまめに休憩をして、練習時間は短めにして体の負担を軽くしましょうね。
早く進めたくはなるけれど、体を最優先してあげてください。
私はやってしまいました。腰の負担には要注意!
フルート演奏のレッスンは、先生によるけれど「立奏」か「座奏」です。
妊娠中は、腰に負担がかかりやすいのはよく言われます。
腰痛が出てきてつらい時は、いすに座ってのレッスンに切り替えを先生に相談しましょう。
これは私の経験で、妊娠5ヶ月の時にぎっくり腰を起こしました。
家での練習でいすから立つ時に激痛で動けず、その日の教室は休みました。
妊娠中は薬用湿布はくれないし、腰痛コルセットもダメ!
実家にしばらく帰って、安静にするしかありませんでした。
誰もがぎっくり腰を起こすわけではありません。
しかし、妊婦のマイナートラブルとして「腰痛」はよく上がるので、演奏中の姿勢には十分気をつけてください。
いすに座って演奏する時に腰が痛みなどあれば、柔らかいクッションを腰のあたりに置くと楽にですよ。
まとめとして
妊娠中でも体調が良ければ、フルート演奏を楽しむことは可能です。
妊活もなのですが、妊娠中は意外とストレスはたまるもの。
フルート曲や吹奏楽系の曲を聞いたり演奏してみるのは、精神面にとてもよいです。
ただし、無理をしないこと、医師の指示を優先することが最も重要です。
体と心のバランスを取りながら、音楽を通じてリラックスした時間を過ごしましょう。
将来、赤ちゃんと一緒に音楽を楽しむ時間は、きっと特別な思い出になりますよ。
※当記事については、私の経験やフルーティストの悩みサイトからまとめています。
妊娠・妊活時の体調不安や異常を感じた時は、必ず受診してください。